転職者必見!Javaエンジニアが応募すべき求人の見分け方

転職活動ははかどっていますでしょうか。転職活動をはじめると様々なエージェントから声がかかったり、転職サイトで企業検索すると魅力的な企業ばかりが並んでいたりして、どの企業に応募すれば良いか迷ってしまうこともあるでしょう。

Javaエンジニアはたくさん求人があるので、応募するのも大変です。

さらにもしあなたがすでにJavaエンジニア経験があるなら、たくさんの企業からスカウトが来るでしょう。

実際に僕も一度転職サイトに登録したことがありますが、Javaエンジニアというだけでスカウトメールがひっきりなしに届きました。やはり需要の高いJavaエンジニアは、企業側が積極的にアピールしてきます。

「弊社は給与が高いですよ。今の給与は最低保証します」

「あなたの一次面接は免除いたします」

などなど、たくさんの甘い言葉を投げかけてきます。

転職者側としてはいろいろ惑わされてしまいます。

場合によっては甘い言葉に誘われて、こんなはずじゃなかった転職をする転職者もちらほらいらっしゃいます。

そんな転職者を生まないためにもIT採用担当者兼エンジニアの僕が応募すべきJava求人の見分け方をお伝えします。とその前にJavaの求人がある企業はどのような形態なのかまずは確認しましょう。企業形態ごとにそれぞれ応募すべき求人は違ってくるからです。

SES系システム開発会社

SES系システム開発会社は自社のエンジニアを顧客に紹介して、客先常駐でシステム開発を行う事業を主とする企業です。SESは、システムエンジニアリングサービス(System Engineering Service)の略称であり、システムエンジニアの能力を商品として提供しているのです。そのため、エンジニアの能力により顧客と契約する金額は異なり、もちろん経験豊富なエンジニアほど、高単価で顧客と契約できるので、エンジニア本人に支払われる給与も高くなります。エンジニアはお客様先に直接出社して、決まった勤務時間を働きます。客先では基本的に設計やプログラム開発、テストなどを行います。SESの案件は主に業務用システム開発を行いますが、企業によってはスマートフォンアプリ開発やAI研究などもあります。客先に直接出社するのを不思議に思うかもしれませんが、主な理由はセキュリティのためと効率よく開発を行うためです。
プログラムは著作権があるので、簡単には外に持ちだせません。万が一、情報流出してしまうと大問題ですので。
また、お客様とエンジニアが離れた場所にいると仕様の認識ミスや打ち合わせしたいときにすぐできないなど、開発が非効率になってしまいます。

このような理由からSES契約を好むお客様が多いので、SES系システム開発会社の求人も自ずと多くなります。そしてSES形態の開発案件はJavaが多いので、結果的にSES系システム開発会社に所属するJavaエンジニアの多くは客先で開発を行うこととなります。

応募すべきSES系システム開発会社の求人

SES系システム開発会社は、自社エンジニア、つまり自社の社員は客先にそれぞれ出社するため、会社が事細かに働きぶりを把握するのは難しいです。そのため人事考課を真剣に考えていないSES系システム開発会社の場合はとりあえず現場にエンジニアを派遣して売上を上げてくれるだけで良いと考えているところもあります。
このような企業では、Javaエンジニアは正当に評価されず、給与もなかなか上がりません。そのため、特にSES系システム開発会社の場合は「しっかりとエンジニアの人生を考えている企業であるか」という点を重視して会社を選ぶと良いです。ポイントは以下です。

お客様の評価があること

客先に常駐しているので、エンジニアの能力や仕事ぶりを一番知っているのはお客様です。そのため、企業によっては会社の社長なり、人事部なりが定期的にお客様と打ち合わせを行い、自社エンジニアの評価をヒヤリングしています。
このような会社は自社エンジニアを真摯に評価してくれます。そして、お客様が高く評価しているということは、契約が継続できる、自社に貢献しているということに繋がります。

自社業務の評価があること

SES系システム開発会社が活動を続けるためには営業や採用、はたまた新人エンジニアの教育などを行わないといけません。これらは自社社員がエンジニアをしながらも兼業で行うのがSES系システム開発会社では一般的です。つまり、エンジニアは客先でエンジニア業を行いながら自社業務も並行して行うことが求められます。とうぜん、全員が全員ではなく、優秀なエンジニアややる気のあるエンジニアが兼務するのですが、このような自社業務もエンジニア個人の評価対象にしている企業を選んでください。エンジニア業を行いながらその他の活動をするのは、成長に繋がるのですがやはり大変です。正当に自社業務への関わりを評価する企業はおすすめです。

キャリアアップを考えてくれている

エンジニアを売り物としてではなく、エンジニア個人のキャリアも考えているSES系システム開発会社を選びましょう。エンジニアは現場業務に追われながらも自身のキャリアのためには資格取得やリーダー経験などが必要となってきます。しかし、エンジニア関係の参考書や資格試験受験料はかなり高額です。ORACLE試験は1つ受けるだけで12,000円ほどかかります。このようなキャリアアップのための費用を負担してくれる会社は多くあります。新人の頃は勉強したくても高額の費用がネックになりますので、その辺りをしっかりと認識してサポートしてくれる会社を選びましょう。

勉強できる体制の確保

勉強のために費用面だけでなく、時間面でもサポートしてくれる企業を選んでください。納期が近づいてくると現場のシステム開発が忙しくなり、残業時間も増え始めます。そうなればおのずと帰宅後に勉強に費やせる時間も減ってしまいます。勉強してスキルアップをしたいのに、現場業務が忙しくて勉強ができなくなるようでは本末転倒です。そんな時には、しっかりとお客様に事情を説明し申し入れ(残業を減らすなど)をしてくれるような企業を選びましょう。エンジニアの将来を考えれば1時間の残業より、1時間の自宅勉強の方が大事な時もあります。

やりたい案件を実現

SESのJava案件といってもたくさんの種類があります。例えば金融システムや医療システム、インフラ(電気・ガス・水道)システムなど種類は多岐に渡ります。このような案件を豊富に持っていて、やりたい案件をかなえてくれる企業はエンジニアにとってとても働きやすいです。案件だけでなく、プロジェクトリーダーをやりたいエンジニアにはそのポディションを用意してくれるなど働き方を真摯に応援してくれる企業は探せばたくさんあります。

自社開発会社

自社開発会社とは、お客様から依頼いただいたJava案件を自社で請け負って開発、または自社がリリースしているサービスを開発・保守する企業を言います。
上述しましたが、Java案件の自社開発は、セキュリティ面や効率性の面からお客様が望みません。そんな中、自社で開発を行えるのはよほど信頼されている企業、もしくは付き合いの長い企業ということになります。実績が豊富で歴史も長い安定的な企業なのでしょう。
請負開発以外にも自社サービスを開発して売上げている会社もあります。Java関連だとオンラインゲームやオンラインアプリ、Android(アンドロイド)アプリなどをリリースしているような企業が該当するかと思います。

応募すべき自社開発会社の求人

このような会社は自社で開発ができるので、自社エンジニアはいつも顔を合せますし、業務の中でお互いの実力も自ずと見えてきます。そのためSES系システム開発会社と比べると、社員の評価がしやすい環境にあります。自社開発会社であれば開発業務以外の自社業務への貢献度なども評価の対象となるべきですし、社員間のコミュニケーションも重要です。自社開発会社の場合は「定性面も加味して評価してくれるのか」という点を重視して会社を選ぶと良いです。ポイントは以下です。

定性評価と定量評価があること

定性面評価は自社開発会社の評価制度としては必要不可欠です。エンジニアは単純に技術力だけで評価するのではなく、働きやすい環境を作ってくれるような定性面での評価はとても重要です。定期的に話しかけるエンジニア、みんなに発破をかけるエンジニア、自分の仕事を止めてでも後輩を指導するエンジニアなど、これらは単純な技術力では測れませんが、全体的に見た時にこのようなエンジニアがいるからこそ、会社全体としてうまく回っているのです。技術力だけでは測れないものさしをしっかりと持っている企業を選ぶようにしましょう。

キャリアアップを考えてくれている

上述したSES系開発会社と同様ですが、エンジニアのキャリアアップをしっかりと考えている企業を選びましょう。会社からすると1つの案件に長年携わっていて、その案件のノウハウを完全に把握している(仕様やプログラムなど)エンジニアは、なかなか他の案件に移したくないものです。なぜならそのようなエンジニアが同案件で行う生産性と新しく着任したエンジニアが同案件で行う生産性は全く異なるからです。会社としてはその案件が続く限りはい続けていてほしいでしょう。しかし、そのエンジニア個人の人生を考えた時はどうでしょうか。同じ案件に居続けるということは新たな技術や仕様に触れることがないことを意味します。何十年とその案件ばかりやっているとその案件内での仕事のやり方が染みついてしまい、応用が利かなくなります。エンジニア個人の人生を考えると会社にはマイナスであっても、数年ごとに案件を変えて新しい技術に触れさせねばなりません。定期的に新たな案件を経験し、キャリアを積み重ねることでエンジニア個人のスキルは自ずと上がっていきます。

優秀な社員が多いこと

どの職場においても働く環境は大事です。優秀な社員が多ければ、自分自身も負けないように努力しますが、モチベーションの低い社員が多ければ自分までモチベーションが下がってしまいます。転職エージェントや口コミから優秀な社員が多い職場を選んで応募してください。

まとめ

Javaエンジニア求人の多くはSES系システム会社と自社開発会社の2つです。それぞれの会社で応募すべき求人ポイントを伝えましたので、1つでも多くチェックが付く求人案件を優先的に応募すると良いでしょう。引く手あまたのJavaエンジニアですが、間違った転職をしないよう、事前にポイントを整理しておいてください。

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