Oracleバックアップの稼働モード選択からRMANのコマンド実行まで解説

Oracleバックアップにはバックアップしたい内容によってあらゆる方法があります。大事なのは稼働モードとバックアップ範囲、バックアップ作成方法、バックアップ対象の4点です。

覚えるべきキーワード
・一貫性バックアップ
・非一貫性バックアップ
・NOARCHIVEモード
・ARCHIVEモード
・イメージコピー
・バックアップセット
・データファイルの全体バックアップ
・データファイルの増分バックアップ
・全体バックアップ
・rman target “’ユーザー名/パスワード名 as sysbackup’”
・backup database

1.心の中でバックアップ方法を決める(一貫性バックアップ or 非一貫性バックアップ)

一貫性バックアップと非一貫性バックアップのどちらでバックアップを取りたいかを最初に決めます。何か指定するわけではなく、どこまでの範囲でバックアップを取りたいかを頭の中で整理します。一貫性バックアップはコミットした変更内容がすべてデータファイルに書きこまれた状態で取得したバックアップ、非一貫性バックアップはコミットしていない変更内容がある状態で取得したバックアップです。非一貫性バックアップはコミットされていない変更内容もREDOログファイルで適用する手間がありますが、不測の事態(サーバーの急な電源OFFやメディア障害など)には強いです。

2.稼働モードを決める(NOARCHIVELOG or ARCHIVELOG)

バックアップ方法が決まったら、モードを決めます。

まあ、決めるというか、バックアップアップ方法が決まったら、自動的に決まります。それしか選べないので。
一貫性バックアップなら、NOARCHIVELOGモード、一貫性バックアップ、または非一貫性バックアップならARCHIVELOGモードです。

3.バックアップファイルの種類を決める(イメージコピー or バックアップセット)

バックアップファイルの種類を決めます。と言っても、イメージコピーか、バックアップセットの2択です。イメージコピーは、OSレベルでのデータファイル、制御ファイル、アーカイブREDOログファイルのコピーです。バックアップセットはRecovery Manager(RMAN)のBACKUPコマンドによって作成されるバックアップです。未使用ブロックなどの領域は圧縮してバックアップがとられるため領域を節約できます。バックアップセットでバックアップを取る方が多いのではないかと思います。

4.バックアップ対象を決める(データファイルの全体バックアップ、データファイルの増分バックアップ、全体バックアップ)

データファイルの全体バックアップ、データファイルの増分バックアップ、全体バックアップの3つから、バックアップ対象を決めます。それぞれを説明すると細かくなってしまい、今回の趣旨からずれるため、説明しませんが、データベースの初期構築時に推奨されているのは全体バックアップです。

RMANで全体バックアップを実行する

RMANで全体バックアップ実行のコマンドはシンプルです。ターゲットデータベースにログインして、backupコマンドを実行するだけです。ただし、実行する前に稼働モードやバックアップファイル、バックアップ対象をちゃんと決めたうえでバックアップを実行しましょう。

(1)rman target “’ユーザー名/パスワード名 as sysbackup’”の実行

例えば、ユーザー名oracle、パスワード名もoracleのデータベースに接続するSQLです。

rman target “’ユーザー名/パスワード名 as sysbackup’”
rman target “’oracle/oracle as sysbackup’”;

(2)backupコマンドの実行
データベース全体のバックアップを作成します。対象はデータベースファイルとアーカイブREDOログファイルです。

backup database
backup database plus archivelog;

以上です。これでバックアップファイルとアーカイブREDOログファイルのバックアップが作成されます。高速リカバリ領域を指定していればそちらのディレクトリに保存されます。

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