Oracleインストールに必要なサーバースペックと環境変数

覚えるべきキーワード
サーバースペック
ORACLE_BASE
ORACLE_HOME
ORACLE_SID
LD_LIBRARY_PATH
インベントリ・ディレクトリ

Oracleインストールは、インストール専用のソフトウェアが用意されているので、手順に沿って進めるだけで簡単にインストールできます。ただし、最低限、知識レベルとして知っておいた方が良いOracleインストールのための情報があります。ポイントは2つ。OracleをインストールするサーバーのスペックとOracleで使う環境変数です。

Oracleインストールに必要なサーバースペック

Oracleをインストールするサーバーに最低限必要な4項目のスペックがあります。

メモリー:1GB以上
使用可能な物理メモリがあるかを確認します。十分な空きメモリがないとしょりができません。

スワップ領域:1.5GB以上
スワップ領域(ページング領域)はハードディスク上にある領域で不必要なデータを退避させるための領域です。クライアントからのあらゆる処理に対処しようにも限界があります。その限界が来る前にあまり使っていない処理は、一時的にメモリーから退避するしくみです。このあまり使っていない処理の退避先がスワップ領域です。

ディスク領域の一時領域(/temp):1GB以上
ディスク領域の一時領域は、1GB以上必要です。データを一時的に保存します。
standard Editionは6.1GB以上

システムの状態が最新
OSのバージョンやパッチ、パラメータ、ファイルシステム形式などは新しい状態にしておきましょう。インストール出来てもうまく動かない可能性があります。

以上の4項目がOracleをインストールするための前提条件です。
問題がなさそうなら、インストールを開始しましょう。

Oracleの環境変数

Oracleで設定する環境変数はいくつかありますが、OUIで操作を進めていくうちに自動で設定できます。なので、何かしらコマンド操作等を覚える必要は一切なしです。
安心して進めましょう。ただし、環境変数設定用のディレクトリは先に作成しておく必要があります。
環境変数はOFAに沿って作成したほうが何かと便利です。OFA(Optical Flexible Architecture)は、ORACLEがおすすめするORACLE構築の説明書みたいなものです。このやり方ではなくても作成できるけど、OFAどおりに設定するとユーザーが異なる複数のデータベースを作成できるなど効率的な運用ができます。

ORACLE_BASE
Oracleディレクトリのトップディレクトリを指定します。OFAのディレクトリを指定します。この設定値がOFAのOracleディレクトリ構造のトップ場所になります。
OUI操作では、「インストール場所の指定ページ」で「Oracleベース」項目がORACLE_BASEにあたります。

(例)/app/oracle

ORACLE_HOME
Oracleのソフトウェアを格納する場所です。OUI操作では、「インストール場所の指定ページ」で「ソフトウェアの場所」項目がORACLE_HOMEにあたります。

(例)$ORACLE_BASE/product/12.1.0/dbhome_1

環境変数$ORACLE_BASEの下階層を設定します。

ORACLE_SID
インスタンス名を指定します。条件は8文字以下の英数字です。デフォルトはorclです。

LD_LIBRARY_PATH
ライブラリファイルのあるディレクトリパスを指定します。LD_LIBRARY_PATHは、LinuxやUnixのみ指定するようになっています。

インベントリ・ディレクトリ
環境変数ではないですが、インベントリ・ディレクトリの指定も重要です。インベントリ・ディレクトリはインストールしたあらゆるOracle製品の情報を保持するディレクトリです。OUIは、Oracle製品の表示や削除ができますが、インベントリ・ディレクトリを参考にして、Oracle製品格納場所を見つけます。インベントリ・ディレクトリはLinuxやUnixのみでwindowsは指定しません。windowsではレジストリが使用されます。

OUIに沿って設定すれば、環境変数は自動で設定できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です