OUI、DBCA、EMexpress、SQLPlus、SQLDeveloperでOracleデータベースをコントロールする

Oracleの適切な管理・運用はDBAの仕事です。OracleはDBAのために、Oracleデータベースを運用するためのあらゆるソフトウェアを用意しています。そのおかげで、Oracle管理が容易になっているのは間違いありません。

代表的なソフトウェアとその役割を、順を追って紹介していきたいと思います。

まずは物理サーバーがあります。そこにOracleソフトウェアをインストールしましょう。
Oracle社から購入したDVD?CD?(すいません、購入した経験ないので最初は分からないです)を開いて、setup.exeから実行します。
するとOUI(Oracle Universal Installer)が起動します。OUIはOracleをインストールする工程を担当します。インストールするための確認やインストール後に次の工程への受け渡しも含めて、インストール周りはOUIの業務です。

OUIはインストール前提条件(メモリーサイズやディスク容量など)確認を行います。Oracleデータベース・ソフトウェアをインストールするために一定条件以上の空き容量が確保されてある必要があります。そのチェックをインストール前に行います。そして、万が一、端末の容量がオーバーしていると、Oracleデータベース・ソフトウェアがインストールできませんので、その場合は容量確保のために何かしらのソフトウェアを削除する必要があります。OUIはインストール済みのOracleソフトウェアを表示でき、さらに削除ができる機能があります。対象ソフトウェアを表示し、削除対象のソフトウェアをピックアップします。できるだけ重いソフトウェアを削除した方がスペースは空くので、迷ったら重いいソフトウェアを削除しましょう。
ちなみに、OUI自体にデータベース作成機能はありませんが、OUIからDBCAを呼んで作成することは可能です。
Oracleデータベース・ソフトウェアのインストールが完了したら、DBCAの出番です。

DBCAは、データベース作成・削除、テンプレートの管理、プラガブル・データベースの管理、自動共有メモリ管理の構成、EM expressもしくはEM cloud controlの指定を行います。プラガブル・データベースはそれほど使わないので、主な役割はデータベース作成と削除です。
次はEM expressです。EM expressは1つのデータベースを管理するソフトウェアです。(デフォルトポート番号は5500番)

主な役割はユーザー管理(ユーザー権限付与、ロール権限付与、ユーザー削除)、表領域の管理(作成、削除、確認)、UNDO管理(保存期間の設定、確認)、アドバイザーの管理(確認)などです。実はデータベース管理のほとんどがEM Expressでできます。DBAの相棒とも言うべきソフトウェアです。ただし、できない工程もあります。それは、ネットワーク設定、インスタンスの起動・停止、バックアップ・リカバリです。
EM Expressは、トータル的にOracleがスムーズに動作するための環境構築工程を行い、実際に起動させる工程は他のソフトウェアが担当します。

そのEM xpressが担当していない工程です。
ネットワーク設定はnemgr(Oracle Net Manager)やnetca(Oracle Net Configuration Assistant)です。リスナー関連の操作やネーミングサービスを担当します。ユーザーがクライアント側からOracleデータベースにアクセスできるようにするなどネットワーク全般の工程を担います。

インスタンスの起動や停止は、SQL*Plus(デフォルトポート番号は1521番)やSQL Developerの担当です。インスタンスが起動しないとデータベースはオープンしないので、とても重要な工程です。また、障害発生時のリカバリ操作にも一役買ってくれます。リカバリは、諸条件によってデータベースの状態をマウント状態にしたり、アンマウント状態にしたりする必要があり、この操作も担ってくれます。
リカバリ自体はRMANが中心的に担うのですが、SQL*PlusやSQL DeveloperからRMANの操作もできます。


ざっとOracleデータベース関連のソフトウェアを流れに沿って紹介しました。
Oracleを効率的に運用・管理するためにそれぞれのソフトウェアが専門分野を分担し合って、Oracleデータベースをコントロールしているのが分かると思います。

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