システムエンジニア(SE)に再就職した方が良い理由

システムエンジニアを離職した方や異業種に転職した方には相応の転職理由があるはずです。

残業が激しくてプライベートがないから。

入社した会社が嫌だったから転職を機にシステムエンジニアも辞めた。

異業種に興味があった。

うつ病になってしまったから。

あらゆる転職理由があると思います。

システムエンジニアから異業種に転職したが・・

システムエンジニアから異業種に転職して、まず思うことはこれでしょう。

「どの業界も同じだった」

そうなのです。結局どの業界も同じなのです。システム開発業界以外に残業が激しく、プライベートがない業界はたくさんあります。(良いか悪いかは別にして)例えば、僕が新卒で入社した不動産業界は9:00~22:00まで働いていましたが、みなし残業という謎ルールで残業代は2,3万円固定で支払われていました。どれだけ働いても、2、3万円です。さらに土日はサービス出勤だったので最高22連勤したこともあります。入社したての頃は不動産が好きでしたが、毎日働いていると嫌いになってしまいました。(社員がどんどん辞めていき、会社は倒産してしまいました)次に就職した製薬業界もたいてい夜21時くらいまで残業していました。さらに、日によっては夜にお医者さん接待がありました。土日はお医者さんとゴルフです。休日なんてありませんでした。うつ病で退職した社員も何人か知っています。

そうなのです。実際どこの業界も同じです。不動産業界にいた時の同僚は「不動産業界は一番ブラック体質な業界」と言っていましたし、製薬業界にいた時の同僚は「製薬業界は一番プライベートがない業界」と言っていました。

隣の庭は青く見えるものなのです。

もちろんこのような労働環境は是正されるべきなのですが、ここで言いたいことは結局、どの業界も同じであるということです。

システム開発業界に再就職すべき理由

では、なぜここにきてシステムエンジニアに再就職すべきと言っているのか。それは、システムエンジニアを取り巻く環境が大きく改善しているからです。そのため過去にシステムエンジニアとして働いていましたが、異業種に転職した後に再びシステムエンジニアに再就職する出戻り組も最近は増えています。

業界の労働環境は大幅改善

システムエンジニアの労働環境は大幅に改善しています。僕も転職するまで、システムエンジニアは職場で寝泊まりするくらい過酷な労働環境だと思っていましたが、実際はしっかり定時で帰れます。たまに残業が発生しますが、基本的には9:00~17:30でさっさと帰宅します。今までの不動産業界や製薬業界の比ではないくらいさっさと帰宅できます。とは言っても、もちろん稼働が高い時期はあります。開発システムが納期間近の時期は22時くらいまで働く日もあります。ただし、年間で5日程度です。労働環境が劣悪で稼働が高いのは昔のことです。今は働き方改革の影響もあり、残業はあまりできません。むしろ、職場に残っていると上司から「早く帰ってください」と言われるほどです。そのためライフ&ワークバランスが実現できているエンジニアばかりです。企業によっては育休制度や時短制度を設けるなど、働きやすい業界になりつつあります。

労働環境が良すぎるIT企業も

労働環境が圧倒的に良すぎる企業が存在するのもIT業界の特徴です。例えばご存じのgoogleや楽天は、健康的な食事やリラックスできるオフィス空間などエンジニアが働きやすい労働環境作りをしています。システムエンジニアには圧倒的に働きやすい労働環境が用意されています。リラックスした空間でコーディングしてこそ、効率的なコードが書けますし、それが最終的にはシステムの質に影響します。

企業を選びやすい

今はシステムエンジニアの数が圧倒的に足りないのですが、開発案件はどんどん増えています。そのため、大手IT企業であっても人手不足の状態が続いています。これはシステムエンジニアとして再就職したい方にとっては吉報です。需要と供給のバランスからエンジニアが企業を選びやすい状況になっているため、昔は入社がかなわなかった企業に今は採用されるかもしれません。ただし、企業を選びやすい環境がずっと続くわけではありませんので、転職しやすい今のうちにシステムエンジニアとして再就職してしまいましょう。

年収が高い

単純にシステムエンジニアは年収が高いです。全体の中でもシステムエンジニアの年収は平均より高いですし、優秀なシステムエンジニアは青天井で給与が上がっていきます。有名なIT企業には年収2000万円越えのシステムエンジニアはザラにいます。ZOZOTOWNが年収1億円でエンジニア募集を出したのはニュースになりましたが、でもIT企業はそれぐらいの年収を払ってでも優秀なエンジニアを獲得したいのです。エンジニアの能力がサービスに影響するようなビジネスモデルの企業は1億円払ったとしても、おつりがくるでしょう。

システムエンジニアが再就職面接で聞かれるポイント

システムエンジニアとして再就職するためには、転職サイトに登録して企業の面接を受けて、採用。という流れを辿ります。一般的な流れです。この流れでの肝は企業の面接です。基本的にはリラックスして臨み、技術的な質問や志望動機が聞かれます。これも一般的なシステムエンジニアの面接と変わりませんが、質問の中で再就職希望のシステムエンジニアだけが聞かれる質問がおそらく2点あります。僕も採用担当者としていつも聞いています。そして、その2点こそ、再就職希望者にとっては最も重要な質問です。

業界を去った理由

まず1点目は業界を去った理由です。異業種への転職は今までのキャリアを捨てることになるため、とても大きな決断です。ただそこは正直に答える必要があります。ウソを言ってしまうと結局ぼろが出てしまい、話の辻褄が合わなくなります。

「残業で帰宅はいつも22時過ぎだったので、辛くなってしまったから」

「精神的に病んでしまったから」

など正直に言いましょう。面接官は異業種へ転職した理由はフォーカスしないので正直に言ってください。

業界に復帰したい理由

次に2つ目です。この質問がとても大事です。

「では、なぜ業界に復帰したいのか」

残業で帰宅はいつも22時過ぎだったので辛くなって辞めたシステムエンジニアになぜ復帰しようと思ったのか。

精神的に病んでしまった職種になぜ再就職しようと思ったのか。

これは1つ目の業界を去った理由に関連付けて質問されます。(だからこそ、業界を去った理由にウソを言ってはいけません。)
ここで採用担当者が懸念するのは「もう一度システムエンジニアになってもまた同じ状況になって辞めてしまうのではないか」ということです。その不安を払しょくする回答を準備しましょう。

例えば、「冷静に当時辞めた理由を考えてみると、この業界が辛かったのではなく、私の年齢が若く、社会人としての責任感が欠如していたため当時働いていたシステムエンジニアが嫌になってしまっただけだと感じています。つまり当時、他の業種で働いていたらおそらくその業種が嫌になっていたと思います。そのため、当時辛くなったのは業種のせいではなく、私の仕事に対する責任感のなさが直接的な原因だと考えております。異業種に転籍後は3年の経験を積み、社会人として責任感を伴った今ではシステムエンジニアとしても活躍できると感じております。」
少し長くなってしまいました。これだと、システムエンジニアに再就職しても大丈夫そうだと思うのではないでしょうか。

他には、「退職した会社は東京の会社で毎日通勤に2時間かかっていました。そのため20時に仕事が終わっても22時帰宅でしたし、9時出社のためには朝7時に家を出ないといけません。当時は残業が多いから辛いと思っていましたが、残業時間が長かったわけではなく通勤時間が長かったことが問題でした。そのため御社に入社できれば、通勤に時間がかからない地域に引っ越すつもりです。」

大事なポイントは辞めた当時の状況と現在の状況がどのように違うか、辞めた当時の状況をどのように乗り越えたか(乗り越えようとしているか)です。辛くなって退職した過去は再就職には全く影響がありません。大事なのは未来志向を持ち、どのように乗り越えたか(乗り越えようとしているか)です。

システムエンジニアに再就職しやすいポイント

もしあなたがシステムエンジニアとしてある程度の実績があるなら再就職はしやすいでしょう。しかしあなたが再就職したくても、2、3月しか開発経験がないとしたら再就職は厳しいかもしれません。その程度の経験なら新人扱いになるからです。
ここからはシステムエンジニアとして再就職するためのポイントを採用担当者の立場からお伝えしたいと思います。

実務経験が6カ月以上ある

経験者として再就職するには実務経験6か月以上が必要です。6か月未満だともはや新人と同レベルです。もちろん、新人と同じ給与スタートで良いなら採用されると思いますが、経験者として再就職する場合には実務経験6か月は最低限必要です。とは言っても過去の経験は今更変えられません。優位なのは実務経験6か月以上ですが、本当にシステムエンジニアに復帰したいなら2、3カ月の実務経験でも一度ご応募してみてください。採用してくれる企業もあるはずです。

プログラミング、SQLがある程度書ける

簡単な参考書で記憶を呼び覚ます

過去にエンジニア経験があったとしても時間が経てば知識はすぐに劣化してしまいます。そのため本気で再就職を目指すなら一度簡単なプログラミングの参考書をやってみてください。忘れていても知識のベースはあるはずなので、参考書を一通り解いたら当時の記憶を呼び覚ませるはずです。忘れていると感じたなら、一度参考書を解いて面接に臨みましょう。

システムエンジニアとして再就職するにはすぐ動くべき

この記事でも所々で申し上げている通り、システムエンジニアは数が圧倒的に足りていませんので、今すぐに動けば優位な条件で再就職ができるでしょう。しかし、1年後や2年後はどうなっているか分かりません。再就職には行動力が大切です。すぐ動きましょう。もし気に入る求人がなければ、応募しなければ良いだけです。一度、転職サイトに登録して案件だけでも見てみましょう。サイトに登録すれば企業側からスカウトメールが来る可能性もてあります。再就職に向けてまずは一歩ずつ進んでいきましょう。

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